不思議なつながり

昨日、地元夕刊紙を読もうと手にしたとたん、小さいながらも見覚えのある名前を発見。
私が知っていた情報は新潟で作曲家をやっている･･･ということ。
『同姓同名？』と思いながら記事を読んでいくと、本人であることが判明。
･･･戻ってきてたんだ･･･

この方は2歳年上で中学の部活の先輩。
ファゴット担当で、直属の先輩がいなかった私の隣に座っていたので楽器の技術以外のさまざまなことを教えて頂き、かわいがってもらっていた先輩の一人です。
札幌の高校に進学され、引越しのときには諸先輩方と駅までお見送りに行ったり、その後一年ほど文通させてもらったりしていました。兄のように慕っていた方です。

最後に会ったのは高校一年のとき。
吹奏楽コンクール全道大会の前日練習(だったかな？)で、先輩の通っている高校の体育館を訪れたとき。
同じ中学出身の先輩二人が窓越しに誰かと話をしていて、そこを通ったら話の相手はこの学校に通学している先輩でした。すごく嬉しくて一緒になって話をしていたらほかの先輩に怒られたんだった(^^;
数年前に一度だけメールを送ったことがありますが、私も楽器を辞めてしまったいたので、何を書いていいかもわからなくなってそれっきりになっていました。

それが昨日の記事を見て、地元の高校の合唱部顧問の先生に委嘱されて作曲をし、来月の演奏会でその曲がお披露目されるとのこと。
またその委嘱した先生が高校の同期。ちょっとだけ部活を一緒にやっていて(諸事情で彼がやめてしまった)、演奏会のときに必要だった学ランを借りていた人。

彼が今の高校にいることは知っていましたが、
この二人が大学院時代に知り合って今回の流れになった･･･それ自体は別になんてことないことだと思うんだけど、この二人に私がちょっとだけど関わっているという事が「出会いって不思議だな」って。

で、この演奏会ですが･･･行きたいなと思ったら3月21日なんです。
んー、残念。
でも近くにいるのだから会うチャンスはあるかな。

ユーフォニアムとは…

こんな楽器です（現物持っているんだから変な説明いらなかった。汗）。

音色は・・・とてもやわらかいです（うまい人が吹けば）。

なのでトランペットやトロンボーンのようなパンチのある音は出せません。

音のイメージはホルンのほうが近いかもしれませんね。

リサイタル

今日はバイトの前に荒木玉緒さんのユーフォニアムリサイタルに行ってきました。

『ユーフォニアム』…って言ってもここを見てくださっている方で何人の方がこの楽器を知っているのでしょうか？
簡単に説明すると…主に吹奏楽で使われる金管楽器で、形はチューバ（小学校？の音楽の教科書にのっていたと思いますが、一番大きい金管楽器）をそのまま小さくしたものです。
正直、とーってもマイナーな楽器ですが、私が中学校から約18年間吹いていた楽器なのです。

その楽器のプロのソロ演奏を生で聴くのは初めてだったので（吹奏楽では何度かあります）とても楽しみにしていました。

いやぁ…すごかった。
プロですからうまいのは当たり前なのですが…うまいだけじゃないんですよ。
うまく言えないのですが、技術だけではない物を感じたのです。
自分が現役で吹いていた頃は、こんな機会はなかっただけに、もし現役当時に出会えていたら自分の演奏がもう少し上達したかもしれない…。

こんな機会はそう滅多にあるわけじゃない（現に私は初体験）ので、聴くことが出来て良かったです。

もし、（別人でも）ユーフォニアムリサイタルにいくチャンスが出来ましたら、スルーせずに一度聴いてみてください。
派手さはないですが（知っている曲もないかもしれませんが）、心がやさしい音色に包まれることでしょう(^O^)
あぁ…あそこまでとはいわないが、もう少し自分の技術がついていれば…。